易経の学びは毎日続けていて、今は「六十四卦」の
三番目の「卦」を原文で読んでいますが、
何事も基本が大事ということを実感します。

今日はまた陰と陽のについての重要なことを
シェアしますね。

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陰というのは真ん中が空いている棒で表し
陽は一本の棒で表します。

「八卦」は三本の棒の塊ですが、
三本とも陽だと「乾」で「天」「男」を象徴しています。
三本とも陰だと「坤」で「地」「女」を象徴しています。

この「八卦」の組み合わせで「六十四卦」が生まれました(周の時代に)
この「六十四卦」は宇宙のすべての現象を代表していると言われます。
さて、「陰」を象徴するときは、「六」を使いますが
「陽」を象徴するときは「九」を使います。

なぜか?
「陰」は棒が二つに分かれていて、それが三本あるので
2×3=6なのは、理解できます。

では、
「陽」は何故、棒が三本なのに、3ではなく9なのでしょう?
それが「陽統陰」の意味です。

つまり、陰と陽は単独で分けることができない、存在できない、からです。
「陽」というとき「陰」は含まれているのです。
それが、「陽統陰」の意味です。

「天」と言えば「地」を含んだ「天」であることを
理解するのが、中国文化の基本的考えなのです。
「男」と言えば「女」を含むと考えます。

だから、陽を数字で表すとき、陰の6に陽の3を
足して6+3=9というわけなのです。
易経は徹底的に自然を観察して生まれた学問です。
陽の横棒「━」と陰の「- -」も元々は男女の生殖器の形を
象徴していると言われています。

非常に納得することしきりです。
カテゴリー: 易経の学び

Masumi Hanaoka

17歳の時に、留学生から南京訛りの中国語を教わる。 訛りのせいで、数々の苦い経験をする。企業に勤務後、北京出身の先生に着いて、発音を標準音に矯正し、1996年北京人民大学に留学。 留学中に日本独資企業にスカウトされ、松下電器などの大手日本企業の店舗づくりに関わりながら、90年代後半の激動の北京で貴重な体験をする。 帰国後、通訳・翻訳業務のほか、日中学院、横浜シュタイナー学園などで教鞭を取った後、フルーエント中国語学院にてエグゼクティブトレーナーなど歴任。 中国語講師歴20年、全ての日本人学習者に中国語を学ぶ楽しさを伝えてきた。 専門は発音。のべ2200人以上に姿勢、発声法、発音、四声のコツを分かりやすく指導している。